日大通信学部 イギリス文学史Ⅰ 分冊1

閲覧数3,106
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    平成27年4月~平成29年3月までの、イギリス文学史の合格レポートです。
    詩人3人、散文作家2人についての説明

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    イギリス文学史Ⅰ 分冊1 レポート
    中世英文学において最も重要な詩人3人と散文作家2人を取り上げて、彼らの生涯、代表作および文学史上の重要性を論述しなさい
    詩人⓵William Langland(1331~1400)

     ShropshireのCleobury Mortimerに生まれたといわれている。Molvernのベネディクト派の修道院で教育を受け、下級の聖職のつき、ロンドンに出て貧窮のうちに暮した。代表作は『農夫ピアズの夢』(1362、1377、1393)で、ウィリアムがモルヴァンの丘で眠っている間に「人民の群集する町」を夢見る。そしてその夢の中で人々は「真理」への道を探すのであった。この作品は中世の世界観が歌い上げられていて、14世紀後半の社会の反する痛烈な諷刺があろ。作者にとって社会経済の唯一の方法はまじめな勤労とキリストの仕えることであった。その文体は、当時としてはきわめて平易な民衆の言葉で書かれていたため、一般民衆の心魂に切実に訴えるものがあり、最初の民衆詩として広く愛され、大きな影響を与えた。またラングランドの言葉と文体はアングロ・サクソン風の頭韻を用いており、この作品...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。